ユ・アイン「女性嫌悪騒動、女性主導映画の出演と関連ない...SNSをする理由は」(インタビュー)

2018/11/21(Wed) 23:00

[写真：UAA、フォトグラファーキム・ジェフン]

俳優ユ・アインが、女性嫌悪騒動に口を開いた。

21日、ソウル・鍾路区(チョンノグ)に位置した三清洞(サムチョンドン)で、映画『国家不渡りの日(原題)』の公開を控えたユ・アインのインタビューが進行された。

『国家不渡りの日』は、国家の不渡りまで残った時間は1週間。危機を防ごうとする人と危機に賭けをする人、そして会社と家族を守ろうとする平凡な人まで、1997年IMF危機の中、それぞれ違った選択をした人々の話を描いた作品。劇中ユ・アインは危機を機会にするために果敢に辞表を投げる金融マンユン・ジョンハク役を演じた。

ユ・アインはSNSでユーザーとの舌戦で何度も騒動を起こした。彼は「SNSはあるからする。それをする特別な理由をとってつけることもできるが、僕には非常に哲学的で意味あるものではない」と話した。

彼は「一度使ってみて一度感じて、それで安らかさを感じたりもする」と、付け加えて「自己反省的な側面をいえば、『私たちに与えられた気楽さをどのように利用することができるだろうか』と悩む」と、伝えた。

この日現場でユ・アインは映画出演の契機を「『国家不渡りの日』はメッセージだけでなく重大な事件を女性キャラクターが引張って行くのが魅力的だった」と、明らかにした。作品選択の理由がSNSを通じて広がった女性嫌悪騒動と関連があるかという質問に、彼は「違う」と言った。

「その事件が直接的な影響を与えはしなかったです。僕は(SNSで)どちらか一方の側に立ち、どちらか一方に味方したい気持ちはありません。僕の中には多様な心があるのに重要なことは調和がとれることを感じたいです。調和がとれる、均衡感を感じたい心が大きいです」

コメントなどで傷つくことがあるかという質問には「傷つくのではなく、傷も受けるのが重要だ。傷を体験すれば治癒もあって省察もある。ある状態に持続的に埋没しなくなる。その過程を通じて今の僕がいて後でより良い選択ができるという気持ちで生きていく。現象でなくその中にあるものを覗いて見ようと思う」と、話した。

一方、『国家不渡りの日』は、28日に公開される。

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