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   イ・イルヒョン監督 (이일형 감독)   

『検事外伝』を制作し始めたきっかけは、バディムービー(相棒映画)に対して心惹かれたことだった。一人が引っ張っていく映画よりも、二人が主人公のほうが、両者のドラマや、それぞれあるいは一緒に別の人物とぶつかりながら作り上げるストーリーがあり、はるかに立体的で面白いと観客としての立場でいつも思ってきたからだ。だが、僕のお気に入りのバディ映画は、『明日に向かって撃て』『スティング』『テルマ&ルイーズ』に始まり、『太陽はない』に至るまで、似たような職業だったり、出会いやすい人物同士が出会ったりしたコンビプレーであった。そんなある日、ふと、もし本当に出会いそうにない二人、正反対のキャラクターを相棒として登場させたら、どんなドラマが繰り広げられるだろうか?という少し風変わりな疑問が浮かんだ。検事と詐欺師という設定は、そこから始まった。そしてその二人の出会いの場は刑務所で、濡れ衣を着せられた検事が汚名を晴らすためには、普段なら絶対に手を繋ぐこともなく、信じることもない詐欺師の力を借りなくてはならないというストーリーもそのように始まった。そして二人のキャラクターが固まってきた瞬間から、シナリオは動力を受け転がり始めた。検事「ジェウク」役としてファン・ジョンミン先輩、詐欺師「チウォン」役としてカン・ドンウォンさんが出演することになってから、シナリオを書いた人間としても期待していなかったケミストリーが発生し始めた。監督である前に、バディ映画の長きファンであり観客として、撮影現場で二人のケミストリーを見るのは、本当に幸せな経験だった。二人以外にも助演、端役にいたるまで、新人監督には勿体無いとくらい素敵な俳優たちが一緒に作ってくれた『検事外伝』の楽しく愉快なオーラ、僕が現場で感じた喜びを観客が劇場で感じることができれば、この上なく幸せだろう。一緒に観た相手に「面白かったね」という一言と共に劇場のドアを後にすることを願う。」

【Filmography】
2014『群盗:民乱の時代』(脚色/助監督)
2011『マイウェイ』(演出部)
2008『ビスティボーイズ』(脚色/助監督)
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