Home > K-POP > ミュージックストーリ

◆CoCoSoRi「ピンク・レディーコンセプトに衝撃、次第にハマって」

NORAZOの奇抜さとOrange Caramelの溌剌さを備えている。“女NORAZO”もしくは“第2のOrange Caramel”ぐらいの修飾語をつけることも出来るが、だからといって“亜流”ではない。新人女性デュオCoCoSoRiは日本の女性長寿デュオピンク・レディーからモチーフを得て、そこに本人たちのカラーを加えた。

CoCoSoRiはCOCOとSORIのメンバー2人で結成された。2人とも本名。COCOはガールズグループBLADYの2期メンバーとして合流したものの、まともな活動は今回が初めてだ。

二人が次第に夢中になり準備したデビュー曲は、5日に発表した『Dark Circle』。ダークサークルという独特な素材と若干唐突な歌詞が合間って、聴くものを微笑ませる明るい歌だ。程よく“韓国演歌の雰囲気”が加味され、振り付けも誰もが真似出来るようにした。コンセプトを真似ただけの水準ではない。各種アニメを渉猟し、フェイスブックページやユーチューブチャンネルで各種コスプレ写真やアニメ探求記などを公開してきた。CoCoSoRiは「コスプレと歌手は違った世界だといえるが、私たちのコンセプトでは音楽もダンスもつながっているものが多い」と話した。

『Dark Circle』の衣装は天然ラテックス(ゴム)素材で、ロンドンのデザイナーATSUKO KUDO(アツコ クドウ)が制作した。ATSUKO KUDOはレディー・ガガ、テイラー・スウィフト、リアーナ、キム・カーダシアン、リタ・オラらの衣装を制作した世界的なラテックス衣装デザイナー。韓国アーティストと作業したのはCoCoSoRiが初めてだ。「2015年4月頃にATSUKO KUDOに会いに英国に行きました。サイズを測ってもらい、今後の方向についてもいろいろ話しました。反応が良ければブラックでもう一着作ろうと思っていますが、ちょっと大きくしたいです。今はすごくタイトなので、絶対太ったらダメなんです(笑)」(SORI)


「2着ずつ作ったんですが、ラテックス衣装は革より空気が通らなくて息苦しいです。管理も大変だし注意事項がたくさんあります。アクセサリーをつけられません。破れたり衣装の色が変わったりしたらいけないからです。ローションも塗ったらダメなんです。衣装も全部拭いて管理しています」(COCO)

「双子ではないのか」とよく言われるという2人は、互いの存在によってシナジー効果を出している。BLADYの時は最年長だったCOCOはそれにふさわしい役割をしたが、本人の性格とはあまり合わなかった。今はSORIがいて、自分の個性をもっと気楽に思う存分出せるようになった。

「私と先輩は完全に性格が違います。私はうるさい方で、先輩は物静かです。先輩がよく取りまとめてくれます。私はちょっと単純で前に見えるものだけ準備するんですが、先輩は念入りに準備してくれます。お互い違うので、その違う個性が強くなっていると思います。各自のポジションをうまく探したんです」(COCO)

個性は違うが、2人だけの共感帯もある。COCOは米国で生まれ育った。幼い時から夢だった歌手になるため4年前韓国に来た。SORIは16歳の時に日本に留学して大学まで通ったが、歌手になるチャンスがあり帰国した。こんな共通点があったので、すぐに深く親しくなった。

二人は互いの意志を合わせてCoCoSoRiを多くの人々に知らせ、親しく近づきたいという覚悟だ。「韓国でもこんなコンセプトがうんと広がったらいいなと思います。嫌いでもずっと現れて親しみを持って近づき、私たちの歌を口ずさんでもらえるようにしたいです。継続して成長していく姿もお見せしたいですし、ピンク・レディーみたいに50歳を越えても活動したいです」(SORI)