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◆ キム・ジュンス、舞台の上で最も美しい男

キム・ジュンス(XIA)は舞台を自分自身を知らせることができる唯一の媒介と表現した。自身の名前を冠して作った歌を聴かせることができる唯一の空間でもあった。それでキム・ジュンスは、たった1分も舞台を軽く扱わなかった。セクシーで、甘美で、パワフルに、持っている自身の魅力を大放出した。キム・ジュンスは舞台の上で最も光る歌手だった。

キム・ジュンスは今月7日、ソウル蚕室総合運動場室内体育館で「2015 XIA 3rd ASIA TOUR CONCERT IN SEOUL FLOWER」を開催して、7千人余りのファンに会った。3rdアルバム『FLOWER』をひっさげて舞台に復帰したキム・ジュンスは、優れた歌唱力とパワフルなパフォーマンスで舞台を跳び回った。10年の積み重ねを基にファンと柔軟に疎通し、雰囲気をリードした。

キム・ジュンスは2ndタイトル曲『Incredible』でコンサートの幕を開けた。華やかなサウンドが公演会場を満たし、歌が始まるとファンたちは熱狂した。まだ韓国ファンに一度も聴かせたことがなかったニューアルバム『FLOWER』の収録曲の舞台が続いた。放送の場に立つことができなかった彼が、公演だけのために準備した舞台だった。彼はファンに歌の一曲一曲にまつわるエピソードと愛情を紹介し、ファンは耳を傾けた。キム・ジュンスとファンたちが一緒の楽しい「カムバックパーティー」が始まった。

キム・ジュンスは3rdのダブルタイトル曲である『X Song』で、セクシーでありながらも節度あるパフォーマンスを披露した。『Love you more』の切ないボイスでファンを感性で濡らし、『Reach』で甘美な舞台を構成した。ナオルが曲を提供した『僕の夜』で魅力的なボイスを発散した後、「ナオル先輩に感謝します」と感謝の気持ちを伝えた。

今回のアルバムで最も好きだというバラード曲『蝶』の舞台は、観客の上を移動するナビ模様のセット装置で、ミュージカルを連想させる『Music in My Life』ではタップダンスと傘のパフォーマンスでファンを楽しませた。キム・ジュンスは『Music in My Life』の舞台後、「ミュージカル俳優であり芸能人として生きることに対しては制約があります。噂やデマも多く、顔色を見るしかありません。遊園地にも行きたいし明洞にも行きたいです。そうであっても、僕が一般的にできないことなどを否定する前に、エリザベットにもなりモーツァルトにもなれたことに感謝しようと思います」と、率直な内心を打ち明けて注目を集めた。


収録曲のステージの一つひとつに細心な演出と努力が見られ、キム・ジュンスは一曲一曲を愛情を込めて紹介した。しかしこの日の公演のハイライトは断然タイトル曲『FLOWER』のステージだった。最近流行のトレンドではないが新しく試みたと説明した『FLOWER』は、キム・ジュンスだから可能な曲だった。雄壮な雰囲気に演出された舞台でキム・ジュンスは、ストーリーが描かれた群舞と爆発的な歌唱力で存在感を表わした。歌が終わるとファンの感嘆混じりの歓声に満ちた。

OSTとミュージカルを超えて多方面で活躍しているキム・ジュンスの音楽的才能は、この日のステージでも光った。自身が歌ったドラマOST『You're so beauful』、『愛しています』、『君を愛した時間に』、『愛は雪の花のように』等をメドレーで歌ってファンを喜ばせた。また自身が主役を演じたミュージカル『ドラキュラ』のナンバー『Loving you keeps me alive』では、優れた演技の感受性と表現力でファンを恍惚の境地に陥らせた。歌なら歌、ダンスならダンスで完ぺきなステージを見せたキム・ジュンスだが、ファンと疎通する時はステージ上のカリスマを忘れて親しみやすさで近付いた。

キム・ジュンスはファンの願いを聞いであげる「ジニータイム」イベントを開いた。ファンのその場での要請でアウトサイダーの速射砲ラップを披露したり、バカ踊りやリクエスト曲を歌って楽しいひとときを過ごした。コンサートが終わることを惜しむファンたちに、「ファンの皆さんが美人ファンばかりで、帰宅の途中が心配です。安全を考えて早くお帰しします」と、ウイットの利いたトークで笑いを送った。

いつも温かい応援を送ってくれるファンに感謝の気持ちを伝えたキム・ジュンスは、ファンのための献呈曲である『F.L.P(Feel Like Paradise)』でコンサートを終えた。

キム・ジュンスは今月3日、大阪単独コンサートでスタートして、ソウル、上海、タイ、東京、福岡、名古屋などでアジアのファンと出会う。[写真:C JeSエンターテインメント]