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◆ 4Minute、「強いガールズグループへの回帰、のるかそるか」

「美しく見せようとする気持ちはあきらめました。私たちに一番似合うのは、やはり“強い”ガールズグループでしょう」

4Minuteが出発したときの路線は、確かに他のガールズグループと違った。セクシーとキュート、清純に区分されるガールズグループコンセプトの中で4Minuteは、パワフルでカリスマにあふれるステージで登場した。強烈さのために、4Minuteといえば自然に“女戦士”というイメージが付いてきた。カッコいいガールズグループ、それで唯一女性ファンが多かった。

4Minuteの多彩な変化も多くあった。『What's Your Name?』は老若男女すべてにアピールして、身近なガールズグループとなった。4Minuteの転換点だった。昨年3月に発表した『今日何する?』は、セクシーとかわいらしさ、愉快さとコミカルまであまねく共存するコンセプトで、「現実感のある妹」になりたかった。

9日、ミニ6thアルバム『Crazy』を発売して、約1年ぶりにカムバックした。4Minuteの選択は“強い”ガールズグループだった。パワフルなパフォーマンスで元祖カリスマガールズグループで回帰する。カムバックを控えて6日、清潭洞のキューブカフェで会った4Minuteのメンバーは、ときめく表情でカムバックの感想を伝えた。

「過去2年間、人々にたくさん近付こうとしました。今度は“初心に帰ろう”“初期の4Minuteだけの確固とした色、本来の色で固めよう”という気持ちで準備しました。久しぶりの“強い”キャラクターで、人々の反応がどうか気になったり、ときめいたり、期待もするし怖くもあります」

タイトル曲『Crazy』はきらびやかなトラップヒップホップのビートに華麗なパフォーマンスが加わった。個性を精一杯に生かしたスタイリングで、4Minuteのまた違う変身が描かれた。メンバーは「美しさはあきらめよう」とし、激しい振りつけのためにスカートも着ることができなかった。なぜ4Minuteは再び強いキャラクターに戻ったのだろうか。メンバーはその間に試行錯誤を体験したともした。人々に近付こうとした時、かえって「大衆性がない」とも言われた。新しいアルバムの制作を控えて悩みもした。結局メンバー自らが“強いキャラクター”を選択した。


「今までのアルバムをずっとモニターして、多様なジャンルと新しい試みをたくさんしました。『HOT ISSUE』もキャンディファンキーという新造語で活動もしました。『What's Your Name?』という曲で4Minuteの名を再び知らせ、3曲続けて親近感のあるパフォーマンスをしました。衣装だんすにあったたくさんの服の中から、一番好きな服を取り出したように『Crazy』は私たちが最も相応しい色を見せることができると考えます。“4Minuteの色はこうだ”と、確かな判を押したかったです。たくさんのファンたちが、私たちが初期に帰ることを望みました」(ヒョナ)

「私たちだけの自負心があるとすれば、4Minuteだけが表現できる何かがあると考えます。他のガールズグループが同じように表現しても、4Minuteは違うという自負心があります。4Minuteが強くなければつまらないと言われ、そういうのを望まれます」(チョン・ジユン)

メンバーは『Crazy』を歴代級の“強い”舞台と表現した。初期の舞台に比較すれば、表現力と強度がグレートアップした。「初期には若くて何も分からずに歌った強い歌でした。表現力が多少不足な感じで自信で舞台を飾ったとすれば、今は老練さがあります。カッコよく強く、セクシーに強く。今ではこのような表現が自然にできるようです。同じ歌を歌っても、グレードアップした歌になるような感じがしました」

今回のアルバムにこれまで以上に愛情があふれる理由がある。アルバムジャケットから収録曲まで、メンバーの手を一様に経た。ホ・ガユンはタイトル曲『Crazy』の全般的なビジュアルディレクティングを担当した。ヒョナとクォン・ソヒョン、チョン・ジユンなどがアルバムの制作作業を共にした。タイトル曲『Crazy』だけを重点的に広報するのではない。ダブルタイトル曲であるバラード『寒い雨』の先行公開に続き、すべての収録曲のスペシャルティーザーを制作した。『Show Me』を始めチョン・ジユンが自作した『目につく』、末っ子クォン・ソヒョンが作詞した『くすぐる』、KBSで放送非適格判定を受けて話題となった『1節だけどうぞ』等のスペシャルティーザーを通じて多様な色彩を見せた。アルバムのクォリティーに対する4Minuteの自信が分かる部分だ。

「メンバーたちの心がたくさん込められたアルバムであり、たくさん参加したので責任が大きいです。今回のアルバムは“のるかそるか”になりそうです。試行錯誤も多かったし、修正も多かったです。昨年は事件や事故がたくさんあって心理的に大変でしたが、今回のアルバムはうまくいくでしょう」 デビュー7年目、4Minuteは“作られた”グループではなく“作っていく”グループだ。今回のアルバムタイトル曲『Crazy』のように、多くの人々が4Minuteに狂ってくれることを願って、再び舞台に立つ。[写真=キューブ・エンターテイメント]