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     美女はつらいよ (미녀는 괴로워)     
100キロの体重。誰もが太っていてイケテナイと認めるカン・ハンナ(キム・アジュン)。彼女の悩みはご想像の通り、外見である。

人から疎まれ、彼女自身も疎んでいるその体重と、それがもとで起こる周囲からの圧迫は、ハンナの人生をイバラの道にしている。そんな“恨み”が入っているからだろうか?ハンナは普通の歌手よりも感情が伝わってくる歌唱力を持ち、ダンス歌手の歌を代わりに録音している。それが彼女の職業。

映画『美女はつらいよ』(監督:キム・ヨンファ、製作:リアライズピクチャーズ/KMカルチャー)は、整形手術で一人の女性が“生まれ変わった”ことを前提にして始まる。現代医学の恩恵被ったのは、他でもない太った女カン・ハンナ。彼女は全身整形をして男性には歓呼され、女性からは嫉妬されるセクシーな美女“ジェニ”に変身する。
デビュー作の『オー!ブラザース』で、甘くクールなコメディーの一見識を見せたキム・ヨンファ監督は、原作の同名日本漫画とは違い、カン・ハンナの正体に重点を置いてドラマを展開する。おかげでジェニに変身したハンナは、“整形”という話の糸口を一人で背負って俗世に飛び込む。ハンナはまるで絶世の美男子 陽少游(ヤン・ソユ)で、八仙女を占有する『九雲夢(クウンモン)』のソンジン僧であるかのように、ジェニの姿を通じてそれまで叶えられなかったことを果たす。

思い続けていた音盤プロデューサーハン・サンジュン(チュ・ジンモ)を自分のものにし、あれほど夢見ていた歌手デビューにも成功する。さらに大衆の人気も一身に受ける。しかしハンナは結局、村上春樹の小説『ノルウェイの森』の主人公渡辺のように、「わたしは誰?」という疑問に直面する。

ジェニは本来ハンナの欲望であって、ハンナ自身ではないのである。それが原因で父親を父親とも呼べない。ハンナは結局“全身整形遂行”で、“本当の自分”の大切さと重要性に気がつく。彼女は心の目を開き、歓呼する大勢の大衆の前で目が覚める。人から指を差されることも、恥ずかしさもすべて耐え、鏡の前に超然と立ったハンナ。
人々は彼女の姿を果たしてどのように受け止めるのだろうか。

ハンナとジェニを交互に演じるキム・アジュンの演技は、『美女はつらいよ』にリズム感を与え、相手役のチュ・ジンモは中間で休止符のような演技で女性客の好感を得ている。キム・ヒョンスク、イ・ハニ、ソン・ドンイルらの助演陣の演技は、調子はずれに活気を与えている。キム・ヨンファ監督は、芸能界ビジネスの冷血な現実と、それに対する批判も軽く加え、後味が苦い笑いも残している。14日公開。



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