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『大虎』チョン・ソグォン「5年、10年後もまた観る映画」
俳優チョン・ソグォンが、映画『大虎』の作業を振り返った。劇中で朝鮮人出身の日本軍将校リュウ役を演じ観客と疎通している彼は、映画のキャスティング段階から配役に没頭した過程までを思い浮かべ『大虎』への深い愛情を表した。

『大虎』は日本による植民地時代、二度と銃を持つまいと決心した朝鮮最高の名猟師チョン・マンドク(チェ・ミンシク)と朝鮮最後のトラを取り巻く物語を扱った作品。チョン・ソグォンは朝鮮人出身で日本軍将校まで上りつめた人物リュウ役を演じた。

チョン・ソグォンは今回の映画に出演することになった当時を思い浮かべ「運が良かった」と答えた。「すごく謙遜した答え」という反応を見せると「謙遜を払い落とすことが嫌いだ」と話した彼は「ありのままを話しているのだが、僕にとって想像出来ない幸運が訪れたと思う」と伝えた。


「(リュウ役として何かを)見せなければならないというプレッシャーよりは、この映画と一緒にうまく流れたかったんです。演じた役、この劇中のリュウのポジション、リュウが伝える彼だけの“業”を観客にうまく疎通して伝えられたかを顧みました。もちろん残念な点もあります。リュウは非常に大きな被害意識を持っている人で、欲望と出世欲に捕らわれている人物です。そんなことを考えながら演じました」

チョン・ソグォンはリュウというキャラクターの中の不安感に注目した。リュウ役に没頭している間、彼自身も長い不安を感じたというのがチョン・ソグォンの告白だ。彼は「リュウは目標意識がはっきりしていて、早く成功したいキャラクターだった」とし「リュウの立場では、彼の将校の座はいつなくなるか分からない、他の誰かが占有することも出来る座であるため不安が大きかったと思う」と説明した。

ドラスチックな結末と完成度の高いトラのCG、名俳優らの好演など『大虎』を取り巻く好評は続いている。すでに劇場で3回も『大虎』を観覧したというチョン・ソグォンは「この映画は子供も大人も見ることの出来る作品だという点が良かった。そんな反応を直接感じた」と話し、満足そうにした。

「良い映画が一つ出来たという考えです。2回、3回と見たが、見るたびに気分が変わりました。僕は絶対5年、10年後もこの映画をまた観るようになると思います。その時は今の考えとまた違う感じを受けるだろうと思います。僕が理解したものではなく、違ったものが見えるようにも思いますし」

かなり滑らかだった日本語の演技についても尋ねざるを得なかった。日本語で感情を処理するということが容易ではないだけにプレッシャーが大きかっただろうが、パク・フンジョン監督の励ましや“安心コメント”がチョン・ソグォンをリュウ役に挑戦させた。「パク・フンジョン監督は「朝鮮人なのに、日本語が上手いだろうか」と言って「お前がベストを尽くせば怪しげに映るだろう」と言って下さいました(笑)」
僕はやると言いましたが、外国人が韓国語を話す時に完璧に聞こえるのは容易じゃないじゃないですか。もちろん『非首脳会談』に出ている方々のような場合もありますが。劇中でヒロという副官役の日本人俳優がいるんですが、韓国で活動している韓国語も非常に上手な方です。その方に日本語の演技が大丈夫かよくチェックしてもらったりしていました」

一方、『大虎』は『新世界』のパク・フンジョン監督と俳優チェ・ミンシクの再会でも話題となった。チョン・マンシク、キム・サンホ、日本の有名俳優大杉漣、チョン・ソグォン、ラ・ミラン、キム・ホンパ、ユ・ジョングク、パク・インスなどそうそうたる演技派助演軍団が出演した。16日に公開され上映中。