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カン・ジファン、「視聴率?恥ずかしくない作品が先」
「苦労の末に楽が来る」という言葉がある。走ったり転んだり、怪我したり閉じ込められたりと本当にずいぶん苦労した。前事務所との紛争の中でようやくお茶の間に復帰したカン・ジファンは、『金の化身』をさらに大切で有難く感じている。ライバルの『百年の遺産』には結局勝つことが出来なかったという点では残念かもしれないが、カン・ジファンは「拍手をもらって終わったので、気分よくすっきりしている」と首を横に振った。

「よく考えてみたら残念な点があるかもしれない」という意地悪な質問に、カン・ジファンの顔にそれとない笑みが広がった。「撮影序盤の頃だったかな。精神病院という監獄シーンがあった時、作家からボディを公開したいから運動しろって言われて、本当に一生懸命運動しました。でもずっと撮影していると時間も非常にきついし食事調節も大変で(笑)・・。作家に自信がないと言ったら好きなだけ食べろって。もうちょっと耐えてカッコよく腹筋公開して、拷問も受けなければならなかったのに(チョコレート腹筋が)たくさん溶けてしまいました。いや、全部溶けてしまいましたよ(笑)。必要性があってこそ早く復旧も出来るのです。作品において必要だとさえ言われれば、急速冷凍させますよ(笑)」

『ジャイアント』『サラリーマン楚漢志』を作ったドリームチームの作品として話題を集めた『金の化身』は、非現実的で極端な設定ではないウェルメイド復讐劇として好評を得た。カン・ジファンも数字で表れる視聴率よりは、体で感じる視聴者の愛情に感謝している。「撮影するとなにしろあちこち歩き回るじゃないですか。視聴率20%を越えることは出来ませんでしたが、反応は視聴率の何倍かでした。食堂にいるおばちゃんたちも、道端で見物している方々も、私のことをカン・ジファンではなくイ・チャドンと呼んでくれるほど愛されました」
考えてみると、いつもカン・ジファンは対陣運が良くなかった。『京城スキャンダル』はマニア視聴者たちから愛されたが、30%を上回った『銭の戦争』に押されたし、『快刀 洪吉童』は『ニューハート』に、『90日、愛する時間』は『黄真尹』に押され苦味を味わなければならなかった。「運命だと思ってから長いですね」とカン・ジファンが笑う。「以前は視聴率が良くなかったら自分のせいかな?自分が演技出来なかったのか?自分のスター性が不足しているのか?と内心で非常にストレスを発酵させていたんですが、ある瞬間自分が出来ることと自分が出来ないことがあるという気がしたんです。その差を認知した後は視聴率とかそんな部分ではすごく淡々とするようになりました。ただ『金の化身』のように、自分がどこに出しても恥ずかしくないような作品を作ることが重要なんだと思うようになりました」

撮影現場でみっちり過ごした数ヶ月、カン・ジファンは今は休みながら再びリフレッシュに入る考えだ。一番先に考えたことは休息と共にミュージカルや演劇などを見ながら“俳優カン・ジファン”を満たす事。カン・ジファンは「ファンミーティングなどを通じファンの方々に会う時、俳優として限界があるとすごく思った」とし「公演やミュージカルなどを通じファンへ俳優だけがもたらすことの出来る楽しさを贈りたい」と話した。

アクション、メロー、コメディまで全て出来る俳優カン・ジファン。彼の20年後の夢は何だろうか。「歳を取ってもジョージ・クルーニーのようにカッコいい俳優になりたいです。その歳でもジーンズをはいて、赤銅色の肌に白髪をなびかせながらタンクトップなんかを着て(笑)。歳を取るほどセクシーな俳優になりたいです。外見も内面も全部セクシーな俳優にです。外見だけそんな風に見えたら遊び人みたいだし(笑)、俳優としてそれだけ良いフィルモグラフィをずっと積み上げていかなければと思います。老年期に自分を振り返ってみても恥ずかしくない俳優になりたいです」