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イ・ミンギ「俳優の人生、不安ではないが確信もない」
予想も出来ない激しい性格の上、幼稚さではこの上ない子供のような男。しかし憎めない純粋さのため、寛大な笑みでそのだだを受け入れさせる男。

イ・ミンギが新しい映画『恋愛の温度』で演じたドンヒが、まさにそのうかがい知れない魅力の男だ。俳優イ・ミンギと完璧なシンクロ率を誇るドンヒキャラは、秘密裏に続けてきた社内恋愛を終わらせ別れの場を見せる人物。3歳年上の女優キム・ミニ(チャン・ヨン役)と息を合わせたメロー映画『恋愛の温度』でイ・ミンギは、子供みたいでありながらも男性美溢れる人物を演じた。

“最強カップル”として期待されているキム・ミニとは初共演。中学時代に最も好きだった芸能人がキム・ミニだったというイ・ミンギは「今まで演技してきた女優の中で一番女っぽい感じ」と話した。「気さくな感じが一番しない人?ただ単に“女っぽい”って思いました。幼い時見ていたドラマでどれほど綺麗だったことか、すごくハマってしまいました」

単発ドラマで作家と俳優として仕事をしたノ・ドク監督と、演出者として再会した今回の映画でイ・ミンギは恋愛演技を披露する。女性客の母性愛をくすぐる子供っぽい姿から、男の匂いを漂わせる“ロマコメの人気者”らしい姿を見せてくれる。「ロマコメによくキャスティングされる理由は、単に前作が上手くいったからじゃないでしょうか?こいつが出演するから上手くいくね。今回もやらせてみよう。こんな考え?なぜかは僕も分かりません」

主演俳優が2人とも意外に弁が立たないので、映画広報のためのバラエティー番組など放送広報スケジュールがないとイ・ミンギは恥ずかしそうに笑う。「『恋愛の温度』は見る人によって評価が分かれると思います。恋愛話とはいいますが、人の本性にもっと集中した映画なんです。2人が子供っぽく振舞って嫉妬する話を、人々が皆共感するかは分かりません」ドンヒという人物を演じながら重点を置いたところは、憎めないキャラクターにしたかったということ。これにイ・ミンギの魅力が加わり、ドンヒキャラはこれまで韓国映画界では見ることの出来なかった独特な男主人公として誕生した。

映画のように別れた恋人と再会して元に戻ったことがあるかと問うと、イ・ミンギはないと答えた。「別れたらただそのまま終わりだったと思います。初恋が終わった時は本当に死にそうでした。毎回別れは辛いですが、あれほど辛くて苦痛だったことはなかったように思います。その時は持っているものもなく特にしたいこともなかった時だったので、このまま死んでもいいやっていう思いまでしました。今ですか?人生に未練が残っているので死ぬのは嫌です(笑)」
人生に未練が残る歳になったというイ・ミンギは、同世代の友人が生業について不安がるのを見ながら、俳優として生きていくことは甘くないということを今さらながら感じているという。俳優として生きていくことは不安ではないが、俳優イ・ミンギの明日に対する確信はないという。

「努力しただけ結果が出ないこともあるのが演技、俳優という仕事のようだ」とし「それにもかかわらず無条件で努力するしか他に道がない」と真面目な姿を見せた。当分はふにゃふにゃしたメロー演技はやりたくない、アクションやスリラー演技がやりたいというイ・ミンギは、次の作品のために体重管理をしてスリムな筋肉を作っている。「メロー演技は当分やりたくないって言ったら、人々はこう言うでしょう。贅沢だって (笑)。やることになればやると思いますが、ちょっと線の太い演技をしてみたい欲があります。そして機会が来てから始めたら遅くなるような気がするので、今から体を作っています」

見る者の口元に自然に微笑を浮かばせる“キュートマン”イ・ミンギの姿は、映画『恋愛の温度』でチェック出来る。