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「野獣」リュ・スンボム、『僕の人生にコンプレックスはない』
『僕は映画に対してかんこどりが鳴いて、真剣に意味を作ってそうするのは嫌いです。少なくとも観客が映画館を訪ねて来てその硬い椅子に座って2時間の間耐え(?)るのは、映画を見て癒されたかったり、いい人とお茶を一緒に飲んだような幸せな感じが受けたいからではないでしょうか?』はじめからふいを突かれた。昨日釜山(プサン)からすぐ帰って来たという彼は赤く充血した目をこすっていた。
今度公開された「野獣と美女」がどんな意味なのかもっともらしい言葉一言を期待して質問を投げると帰って来る言葉は「かんこどりは鳴かさない」という率直な返事だった。
彼にとって今度の映画は新しい作業だったし、いわゆる力抜いて行く感じの映画だったということが今度の映画に対する返事だった。確かに「野獣と美女」で視覚障害者だった美女の彼女が目が見えるようになると自分の外貌に対してついた嘘がばれるか心配であわてたかわいい野獣ドンゴンの姿は「ダイバッド」、「ワイキキブラザーズ」、「拳が泣く」などで見せたねばっこい位に暗くて、でもルーサー(LOOSER)のイメージとは違った。劇中美女ヘジュ(シン・ミナ)の表現通りだったら「かわいいエイリアン」である。

『今までの映画では僕と言う人物に映画の細かい部分が集中されていました。LOOSERの感性を表現することであるかもしれないし、ぞっとするほどうんざりするどん底の人生に僕という人物を通じて投射してみると僕の役に集中されていたんです。しかし今度は違います。ここではシン・ミナさんの演じた役が一番重要で私もミナさんを引き立つようにするために努力したんです.』

リュ・スンボムが考える「野獣と美女」はファンタジーだ。野獣でも本当の怪物なら観客たちは拒否感を持つはずで、それで考えた最適線がシュレックのようなかわいい野獣だと言う。『ドンゴンはアニメの声優ではあるがB級位で成功したことも特別になくて、それで自信感もなくて。目が見えない彼女には自分の外貌に対して嘘をつくが、いざその嘘がばれるか心配でまたもっと大きい嘘をつくようになるじゃないですか。そんなコンプレックスを隠すための嘘を誰もついたことがあるだろうしそれでもっと共感することができるんです。』

当のリュ・スンボム本人はどうだろうか?意図するしないは別として、マイノリティーの感性をもたらした彼はコンプレックスをどんなふうに理解するのだろうか?『僕ですか?僕はコンプレックスはありません。見栄ではなく神様を信じてるから神様が僕をこんな風にお創りになったと思うからです。』

天然のようながらも率直で、その上まっすぐだ。この俳優が今度の映画には一体どんな話を描くのか気になる。最後に彼は今作業中である映画「死を覚悟した決断」についても一言つけ加える。『ヒットするしないは正直言って天が与えてくれるものだと思います。言葉その通り死を覚悟した決断です。これがカンヌ映画祭に行くか、はずれるかふたつの中の一つだと思います。「野獣と美女」ですか?それは僕もよく分かりません。疑問符だから観客たちがどんなふうに受け入れるか僕も気になります。』

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