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低予算映画『朴烈(パク・ヨル)』が特に奇特な理由
2017年、韓国映画界は、ハリウッドから押し寄せてきたブロックバスター攻勢で息もできない状態だった。 観客は、退屈な韓国映画の代わりに洋画に目を向け、このような動きでしばらくは洋画天下になっていた。 そんな劣悪な状況で、孤独な『朴烈(パク・ヨル)』は、しっかりしたストーリーと演出、新鮮な俳優らの名演技が口コミで広まり、大逆転ヒットした。 トップスターキャスティング、特別な技巧、華やかなCGが無く、ただ熱い気持ちだけであっという間に100万人を突破した。 
このようなスクリーンの動向の中、『朴烈(パク・ヨル)』は物量攻勢に陥った映画界に一撃を加え、いろんな面で意味を持った。
映画製作の規模だけではない。『朴烈(パク・ヨル)』が注目されるもう1つの理由は、即ち新しい発見。 『朴烈(パク・ヨル)』のタイトルロールは、パク・ヨル役のイ・ジェフンだが、映画の中で光る主人公は、イ・ジェフンだけではない。 パク・ヨルにとって信念の同志であり恋人でもある金子文子(かねこふみこ)役のチェ・ヒソ、日本帝国主義が法より上の内務大臣水野錬太郎(みずのれんたろう)役のキム・イヌ、そしてパク・ヨルと金子文子の大逆事件捜査を担当する予審判事タテマツ・カイセイ役のキム・ジュンハンは、演技力が相当なもので、『朴烈(パク・ヨル)』の作品性を一層豊富なものにした主役だ。 
「朝鮮人にとっては英雄、我々にとっては仇に当たるヤツを探せ」、1923年の関東大地震の後に広まった怪しい噂で6千余人の罪のない朝鮮人が虐殺された。 事件を隠蔽するため、関心を別の話題に向けさせる必要があった日本内閣は、“不逞社”を組織して抗日運動をした朝鮮の青年パク・ヨルを大逆事件の黒幕とする。 「彼らが求める英雄にならなければ」、日本政府の計略を察知した朴烈(パク・ヨル)は、同志であり恋人でもある金子文子と共に日本の皇太子爆弾暗殺計画をしたことを自白、死刑を承知の歴史的裁判が始まるが…、朝鮮人最初の大逆罪人! 言う事を聞かぬ朝鮮人のうちで最も頑固な朝鮮人! 歴史上、最もやくざな被告人! 日本列島を揺るがせた前代未聞のスキャンダル! その中心にパク・ヨルがいた! 
映画『朴烈(パク・ヨル)』は、1923年の東京、朝鮮人6千人虐殺を隠蔽しようとする日本帝国に正面から立ち向かう朝鮮最高の不良青年パク・ヨルと、彼の同志であり恋人である文子(ふみこ)の信じがたい実話を描いた。  
『ドンジュ』『思悼』『ソウォン』のイ・ジュニク監督がメガホンを取った。

総製作費40億ウォン(純製作費26億ウォン)のイ・ジュニク監督の映画『朴烈(パク・ヨル)』(パク・ヨル文化産業専門有限会社制作)が、封切り5日目に観客100万人を突破、意味のある成績を上げた。
『朴烈(パク・ヨル)』の配給を担当したメガボックスプラスエム側は、2017年7月2日の午後に報道資料を通じて、「『朴烈(パク・ヨル)』が、今日の午後1時7分に累積観客数100万人(映画振興委員会統合電算網配給会社集計基準)を記録した」とし、「この結果は、約780万人の観客を突破した2017年韓国映画最高ヒット作『共助』(キム・ソンフン監督)と同じ速度で、今後『朴烈(パク・ヨル)』の興行突風に対する帰趨が注目されている」と、伝えた。 
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