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『国際市場』家族のために一生を生きてきた私たちの時代の父親のための映画
映画『TSUNAMI−ツナミ−』で1,145万人の観客を動員し、全国民に熱い感動と笑いを贈ったユン・ジェギュン監督が、5年ぶりに『国際市場』で帰ってくる。観客に笑いと感動を伝えるヒューマニストとして独歩的な存在感を誇示してきたユン・ジェギュン監督は、ただ家族のために力強く生きてきた私たちの父親の話を扱った『国際市場』を復帰作として選択した。

ユン・ジェギュン監督は『国際市場』について「映画を始めた時からいつかは絶対しなければならないと約束した話だ。貧しくて辛かったその時代、あなたではなく家族のために一生を生きてきた父親を見ながら、いつも申し訳ない気持ちだった。自分の祖父、祖母、そして父親、母親世代に有難い気持ちを伝えようと作った映画」と企画意図を明かした。「観客が『国際市場』を見て、なぜこの映画を作ったのかその心をわかってくれたらと思う。個人的な話からスタートしたが、両親や子供の立場から我々皆の話でもある」と、『国際市場』を通じ観客と共に共感したい気持ちをほのめかした。

『国際市場』は「大丈夫だ」と笑ってみせ、「よかった」と涙をぬぐいながら辛かったその時、その時代に、ただ家族のために力強く生きてきた自分たちの父親の話を描き出した作品。ユン・ジェギュン監督は映画のタイトルでもありながら、重要な背景となる場所として“国際市場”を選択した理由について明かした。

彼は「自分の親世代への献辞に相応しい空間を悩んだ末に、過去の避難民の暮らしの基盤であり現在まで庶民が互いに苛まれながら生活し、日常の素朴な夢と希望が芽ぐむ空間でもある釜山国際市場を背景にした」と伝え、最も平凡な父親の暮らしを通じ最も偉大な物語を描きたかったため、目覚ましい発展と共に早いスピードで発展する今の時代に、少しはゆっくりと遅い歩みで変わっていく“市場”を背景に描き出したと説明を加えた。
一方「この時代を熾烈に生きてきた親世代の話を通じ、今日を生きていく自分たちの暮らしを見直すきっかけとなったらと思う」と明かしたユン・ジェギュン監督は、『国際市場』で1950年代から現在に至るまでの歴史的事件と人物が生きてきた激変の時代を主人公ドクスの人生を通じリアルに描き出した。

『国際市場』の制作陣は現代史に記録された大規模な事件を貫く叙事ドラマを再現するため、各種のインタビュー資料や歴史ドキュメンタリーなどの研究や検討を通じ最も実際に近く描こうと力を傾けた。このため釜山とソウルはもちろん、タイ、チェコに至る3か国でロケ撮影が行われ、スウェーデンの特殊扮装チームをはじめ、韓国、日本を含めた4つのVFXチームが投入されるなど、技術的にも新しい試みが敢行された。

全てのジャンルを行き来する最強の演技力!
真正性のアイコン、ファン・ジョンミンが“国民の父”として帰ってくる!


毎回作品の度に真正性のある演技を披露してきたファン・ジョンミンだけの真価が、『国際市場』を通じ遺憾なく発揮される。『君は僕の運命』で一人の女性だけに純愛を見せる純情男ソクジュン役から、『新世界』の義理堅さと冷徹なカリスマを兼備した組織のナンバー2ジョンチョン役まで、全てのジャンルを行き来する最強の演技力で評壇と観客を虜にする演技派俳優ファン・ジョンミン。名実共に“信じられる俳優”としての座を固めた彼が、『国際市場』で私たちの時代の父親それ自体に変身した。

「これまで完全に父として貫く話がほとんどなかったが、『国際市場』のような映画が出てくれて本当に嬉しかった」と作品を選択した理由を伝えたファン・ジョンミンは、自分が演じたドクスという人物について「この地で父という名前で生きていく全ての人を代弁するキャラクター」と伝えた。1950年代から現在に至るまで時代を貫きながら生きてきたこの時代の父親の暮らしを描き出したファン・ジョンミンは、血気旺盛な青年から家族の責任を負う家長の姿、そして世間の荒波を通り過ぎた老年の姿まで、一作品の中でドラマチックな人物の変化を完璧に表現した。

20代から70代まで、激変の現代史を貫きながら生きてきた一人の男の一代記を演じきった彼は「作品を通じ一人の人生を演じたのは初めてだ。20代から40代まではすでに経験したので自信があったが、まだ経験していない70代を演じるということは新しい挑戦だった。実際の老人の行動や言葉使いを観察することから外見の変化を表現することにも多くの苦悩と研究を経たが、何よりも世間の荒波を経験して変わっていくドクスの内面を表現することに集中した」と『国際市場』に臨んだ感想について話した。

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