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2013年最も乱暴なデュエット誕生!ヤン・ドングンvsチュ・サンウク
怪物になった男たちの火花を散らすカリスマ対決

何より映画『パニッシャー』の期待感を増幅させるものは、『パーフェクトゲーム』以来2年ぶりにスクリーンにカムバックするヤン・ドングンと、今年の人気者チュ・サンウクの共演で新鮮なデュエット演技を見ることが出来るという点だ。

実際に一歳差の二人は極端な状況で対立するジュンソクとチャンシクと同様、撮影現場の外では友人だが、撮影でだけは火花を散らす対決を繰り広げる互いの強烈なライバルとなった。ジュンソクとチャンシクが衝突するシーンを撮影する時ともなれば、俳優2人が発する緊張感のせいで現場のスタッフまで息を殺して見守らなければならなかった。

特に復讐に復讐を重ねながら非常に多くのアクションシーンをこなした二人は、一般のアクション映画の主人公の華やかなアクションとは違い、事前リハーサルなしで行われた格闘シーンでは殴ったり殴られたり、転がったり踏まれたりしながら実際のようなけんかシーンを撮影した。ジュンソクとチャンシクが全てを投げ下ろし、互いに対して怒りを表出する凄絶なジェスチャーは見る者まで息苦しくさせ、どん底まで落ちた彼らの心の中まで覗き見るような名シーンを誕生させた。

男2人のカリスマ対決が繰り広げられる映画『パニッシャー』は、『ベルリン』『新世界』『監視者たち』に続く2013年最も乱暴なデュエットの誕生を予告し、下半期にも男映画の強勢を続けるワイルドカードと予想されている。

加害者vs被害者、被害者vs加害者を行き来する反撃に反撃を重ねる追撃

映画『パニッシャー』は、タイトル通り復讐劇だ。しかしこれまでの復讐劇と違うところは、一人は加害者、もう一人は被害者でしかない復讐劇の伝統的な構図からはずれ、被害者と加害者が映画の中で何度も入れ替わりながら、結局誰が加害者で誰が被害者だと規定出来ない暴力の悪循環を物語る。
映画はジュンソクとチャンシクの二人から、平凡な人間がどうやって怪物になっていくのかを見せ、見る者をして誰が善で誰が悪だとは言えない善悪の境界を崩すキャラクターとドラマを見せる。
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