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韓国映画、想像力の限界を広げたポン・ジュノ監督の『雪国列車』
『殺人の追憶』『グエムル』『母なる証明』ポン・ジュノ監督の新しい世界『雪国列車』
韓国やアメリカ、イギリスなど国籍不問の最高の演技派俳優がキャスティングされ、韓国、アメリカ、イギリス、チェコ、ハンガリーなど多国籍スタッフの構成、チェコのバランドフスタジオ(Barrandov Studio)での撮影など、外観からは合作映画のように見える『雪国列車』。しかし『雪国列車』は脚本、演出、製作、投資・配給まで、映画の核心はすべて韓国でスタートした全世界の観客を狙ったグローバルプロジェクトだ。気象異変で人類に切迫した新しい氷河期、生存した人類全てを乗せて雪原を疾走する新しいノアの方舟の中で繰り広げられる息づまる反乱のドラマ『雪国列車』は、韓国映画を含む他のどのような映画でも見たことのない新しく強烈な想像力から出発した。

CGや音楽など後半の必須作業が完了していなかった昨年11月、アメリカンフィルムマーケット(American Film Market,AFM)での10分間のプロモーション映像だけで、製作費4,000万ドルの半分を上回る規模でフランス、日本、東南アジア、東ヨーロッパを含む全世界167ヶ国に販売を完了することにより、韓国映画史上初のセールス記録を樹立した全世界が見守る初めての韓国映画となった。

アカデミーやゴールデングローブ賞受賞者からハリウッドのヒーローまで! 国籍も、個性も様々!
ポン・ジュノ監督の作品は最も韓国的なテキストとして世界の映画界から注目をあびた。『母なる証明』のキム・ヘジャが非英語圏俳優であるのに、LA批評家協会の主演女優賞を授賞したのが端的な例だ。『雪国列車』が彼の初めての英語圏での映画になると発表されると、キャスティングラインナップに視線が集中した。そして確定したキャストは期待以上の強烈で独特なアンサンブルだった。

2009年釜山国際映画祭招待で『グエムル・漢江の怪物』と、ポン・ジュノ監督の作品が好きだと明らかにしたティルダ・スウィントンは、英語圏の俳優の中で一番最初にキャスティングを確定した。若い革命指導者であり主人公カーチス役のクリス・エバンスは、『ザ・ファースト・アベンジャー』『アベンジャーズ』で韓国の観客に親しまれている。ソン・ガンホと『グエムル』で彼の娘を演じたコ・アソンは、もう一度父娘でシナリオ段階から確定し、『母なる証明』のシーンを復記するほど印象深く見たという『エイリアン』『ハリー・ポッター』『裏切りのサーカス』のジョン・ハートが、コリカンの指導者であり聖者ギリアムで合流した。
『ザ・ロック』『トルーマン・ショー』のエド・ヘリスは、列車の絶対的な権力者ウィルフォードで重厚感を加えた。コリカンの熱血母ターニャー役には『ヘルプ』でアカデミー助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサーが、そしてカーチスの右腕でありコリカンの反抗児エドガー役は『ビリー・エリオット』以後、全世界が彼の成長を見守ったジェイミー・ベルが演じて共感を高めた。その他にも『トレインスポッティング』や『ブラックホーク・ダウン』のユエム・ブレムナーが、息子を守ろうとするコリカンの力のない父親アンドリュー役に、『ミルク』『ミッドナイト・イン・パリ』『ニュースルーム』などのアリソン・ピルが学校車輌の女教師役にキャスティングされたのを含み、『4ヶ月、3週と2日』で不法堕胎手術を行なう悪党で深い印象を残したルーマニアのヴラド・イワノフが出演して、『雪国列車』の多彩な人物像を完成させた。
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