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一日のための40日の余情-チョン・ドヨンとハ・ジョンウのストーリ
「カンヌの女王」チョン・ドヨンの初心!
1年ぶりに『密陽(ミリャン)』のシネから、『素敵な一日』のヒス役でカメラの前に立ったチョン・ドヨン。ドン底まで落ちた極限の感情を移入しなければならない役柄で、大韓民国老若男女、誰でも一度は夢見る「別れた恋人との再会」をする、平凡な30代のオールドミスに変身するのは、簡単ではなかった。気楽に軽く感情を整えなければならない状況で、彼女が考案した方法は「初心に帰ること」。そのため彼女は撮影現場に一番乗りをして、監督と「ショット」に入る前に話を交わす姿を頻繁に見せ、通常の撮影よりも、周囲のスタッフと共演する俳優たちに、自分の演技に対する意見を求め、「カット」の声が聞こえると恐る恐るモニターに走って、自身の演技を几帳面にチェックする熱意を見せた。真冬のロケ現場で、最も多くセリフのやりとりがあるハ・ジョンウと、絶えずリハーサルをしながら「ヒス」の感情を維持しようとした。俳優として誰よりも率先して模範的な姿を見せ、初心にかえり、熱意で誕生させたヒスのキャラクターに、スクリーンの中の彼女の演技が一層気になる。

「忠武路のブルーチップ」、ハ・ジョンウの情熱!
殺人鬼からホストまで、ハ・ジョンウは2008年破格的な演技で、一気に忠武路のブルーチップに浮び上がった。感情の変化が激しいキャラクターばかり演じて、心身共に苦労した彼が、人生が楽しい30代の平凡で分別がない失業者の役で、2008年いよいよ本当のハ・ジョンウの姿を見せるという。楽天的で余裕を楽しむ本人の性格とあまりにも似ていて、シナリオを読んで一気にビョンウンの魅力に陥ったというハ・ジョンウは、クランクインする前に実際の経験を思い出して、頭の中に「ビョンウン」を100%溶かし込む作業をした。撮影が始まってからは、相手俳優で演技では先輩のチョン・ドヨンに、絶えずビョンウンに対する質問を投げかけて、キャラクターを徹底的に分析しようとする情熱を見せた。これに伴って、一緒に仕事をしたスタッフや俳優は、撮影が終わった後もハ・ジョンウを「チョ・ビョンウン」と呼ぶほど、彼の演技が「本当」なのか「ニセモノ」なのか区別がつかなかったと、異口同音に彼の演技を高く評価した。今後、多様なキャラクターを通して、見せることがたくさん残っているという、情熱と欲望があふれる俳優ハ・ジョンウ。そんな彼が「ビョンウン」で、もう一度驚くような変身を見せてくれることを信じて疑わない。
一日のための40日の余情、新しいソウルの姿を発見する!

『素敵な一日』は初冬のソウルを背景に、ただ一日だけを描いた映画。このために俳優とスタッフたちは、ハードな日程と季節の変化と戦って、40余日間58ヶ所余りのソウルでの撮影を終えた。このようにして作られた『素敵な一日』のソウルは、あまりにも新鮮だ。鍾路の裏路地、梨泰院の坂道、夕方の陸橋、雨が降る交差点など、どれをとっても私たちには珍しい風景ではないが、ヒスとビョンウンの足跡と共に歩いてみれば、いつのまにか別れた恋人とのほのかな思い出が宿った、美しい空間に変わっていく。『素敵な一日』は、ソウルという都会の日常を淡々と映しているが、その中には誰でも一度は恋人と歩き、誰でも恋人との思い出が宿る空間が抒情的に映し出されていて、ソウルを新しい名所に再誕生させた。
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