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結婚できない男(결혼못하는남자)
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KBS月火ミニシリーズ『結婚できない男』(결혼못하는남자)
初回放送 : 2009年6月15日(月)
放送時間 : 毎週月火曜日夜9時55分
シナリオ : ヨ・ジナ
演出 : キム・ジョンギ
登場人物 : チ・ジニ、オム・ジョンファ、ヤン・ジョンア、ユ・アイン、キム・ソウン |




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■チョ・ジェヒ役(チ・ジニ)
独立して事務所を運営している建築家。プロ精神を持って几帳面に仕事をするタイプではあるが、性格が偏屈で皮肉屋だ。本人の作品世界に徹底していて確固たる美意識もあり、他人がおせっかい(口出し)してくるのが嫌いだ。問題は彼の仕事が家を作ることであるということ。自分のお金でわが家を作るのに、口出しされて非難されてっも我慢するクライアントがいるだろうか。くやしくて涙を流したクライアントが何人もいるといううわさだ。
一言で理屈屋の彼は対話をする相手が理性を失って興奮させる妙なところがある。彼の性質が血の気が多くてカッとしやすい性格で他人に険しい話をするわけではない。ただ聞いていれば彼の話は間違いはないのだが、正直言って相手が不快感を抱くような話を爽やかに口にしてしまうことが問題なのだ。他人と何事もなく付き合うことができる意外に簡単な常識が彼にはないのだ。
自分だけのカプセルにこもっている人。世の中のどこに投げすてても1人で空回りして一人で楽しめる人間だ。一方通行の対話法。他人に対する思いやりが全くない行動法。並んで待っている人がたくさんいる焼肉屋で、6人用テーブルを一人占めして少し良心の呵責もなく完ぺきな食事を楽しむことができる驚くべき性格の持ち主。知識を誇ることを楽しむ彼はおもしろくてしょうがないうんちくを語って相手をさげすむ。自分がユーモラスだと思っている彼の冗談に傷ついている相手がいるという事実なんて夢にも知らない。本人は自分が投げたユーモア、そのあふれる才能に感心敬服してやまない。学生時代、十中八九のけ者だった彼だが自分がのけ者だったことも気付くことができなかった程、恐ろしく他人に関心がない人。
■チャン・ムンジョン役(オム・ジョンファ)
チョ・ジェヒの妹の夫、パク・グァンナムが副院長を務める病院の内科医。婚約の経験はあるが失敗した後、恋愛に特に関心を持たずに過ごした彼女。ちょっと関心を持ってみようかと思ったが、男たちは彼女に関心がないように見える。
シワが増えていく顔。体重は20年維持してきたのに毎日毎日似合わなくなっていく服。医師の彼女が変わって行くルックスをただそのままにしているはずがない。高級化粧品でもいくらジムで鍛えても隠せないそれらが全身に表れる年齢になっただけだ。結婚にあせっているわけではない。できればいいし、しなくてもいいそれだけだ。一人が寂しかった時期はすでに過ぎ、一人が気楽な段階に入ってしまった彼女。結婚に対するプッシュを止めない父親が面倒なだけだ。やむをえず見合いもしてみるが、彼女が望む理想の人は相変らず20代のままなので、前に座っている男の現実が簡単に受け入れられるわけがない。短いヘアスタイルにきちんとして楽に見える服装。高価なブランドものを着ても女性らしさをアピールするよりは自分の体が気持ち良い感触と、自分が行動するのに不便さがない機能的なデザインを中心にクローゼットを満たすことになる。
おばさんのようなルックスにおじさんたちが好きな料理を好み、少女たちが読むマンガ本を読んで、オンラインゲームで子供たちと先を争ってアイテムに欲を出したりもする。結婚で当然渡らなければならない成人の川を越えられずに、年齢が四十になる彼女は子供でもあり老人でもあり男性でもある「女性」だ。独立して一人で暮らしてから数年。その時その時、気楽な生活方式だけ選択してみると複合的人間になっていっているようだ。
■ユン・ガラン役(ヤン・ジョンア)
ジェヒとは建築科の同期で現在同業者。気さくな性格。不快な話も気持ち良く聞こえるようにする彼女だけの才能。意見を調整する卓越した能力で、業界でかなりいけてる人物。大きな会社から彼女をヘッドハンティングしようともっともらしい条件を提示して数回接近したが彼女はいつも拒絶をした。なぜ小さい会社に満足しているのか皆は変に思った。ひょっとしてチョ・ジェヒ所長と恋人同士ではないかといううわさも広がったが、8年一緒に過ごして結婚もせずに老いていく二人に、そのうわさも今は静かになった。
8年前。ガランも自分の名前を掲げた事務所を格好よく持っていた。持って生まれた手腕のおかげで仕事はそれなりに引き受けたが、設計の実力がそうでもなかった彼女はすぐに才能の底が見えてしまった。クライアントも本人も満足できない住宅をいくつか作って彼女は事務所をたたんでしまった。創作らしきものもなくただそのような家を売りながら生涯を生きたくなかった。事務所を整理した彼女。これからどうやって生きるか悩み、ジェヒを訪ねた。ガランが彼を訪ねた時、ジェヒは「チョ・ジェヒ建築設計事務所」という看板を出してぽつんと一人で事務所を守っていた。偏屈な性格で常にクライアントと摩擦があったので仕事がないのは当然だった。ガランはジェヒにクライアントの相手と現場の人夫管理の責任を持つから同業しようと提案した。ジェヒは何度か断ったが、勝てないふりしてガランの提案を受け入れた。ジェヒが彼女を受け入れた理由は、アパートがあふれる大韓民国でなぜ住宅だけに固執するのかに対する考えと哲学が一致したためだ。その日以後、ジェヒとガランはそれこそすばらしいパートナーになった。
■パク・ヒョンギュ役(ユ・アイン)
入社1年目。ジェヒに学びたくて、彼の会社に願書を出した。先輩たちからは絶対行く所じゃないと言われたが、目標がある限りチョ・ジェヒの性格とほんのわずかな月給ぐらいは耐えることができると思った。うわさ通り人使いの荒い会社だった。だが、それだけ習うことが多いからさっさと取得して出て行けばいい。義理よりは実利を取って、無駄に犠牲にならないこの頃の世代の青年。仕事においては明らかな目標意識を持っているが女関係は自由奔放だ。人生計画で結婚はまだ遠くて遠いことだから、互いに縛られる関係よりは楽しむ関係になりたい。ガランとはとても情のあつい間柄だ。性格の悪いジェヒのことをぐちりながら同志意識を確かめる。姉のようでママのようなガランが時々寄り添ってくる時は肩も貸す。年齢四十でこのおばさんも本当に苦労があるように見える。ジェヒの愚痴を言うための会食の席で本当におじさんのように踊って歌って、酒を飲んで遊ぶ姿が時が経つにつれて痛ましく思える。時にはガランの隣の席でガランの代わりにお酒を飲んであげたりもする素敵な年下の男。
■チョン・ユジン役(キム・ソウン)
ジェヒのお隣りさん。大学を卒業して今まさに社会に第一歩を踏み出した女の子。豊かでない家庭環境で学費も自分で稼いで経済概念がしっかりしている。スタイルもよくキュートなルックスで東大門(トンデムン)で買ったノーブランドの服でも有名ブランドもののように着こなす彼女。ソウルのあちこちで物を安く買うことができる場所にも詳しく通じている。なるべく他人に頼らずに自分の力で生きてみようとする健康な思考の持ち主。
ユジンには付き合って3年目になる彼氏テヨルがいる。初めて付き合いだしたころは彼はシャープで知的な名門大学生だったが、今は2年目国家試験に落第してますます敗北者になっていく失業者だ。最近になって二人はとても頻繁にケンカする。就職のレベルを落としたくないテヨル。国家試験の浪人中なのにインターネットカフェ、ビリヤード場を回って情けなく遊んでばかりいる彼が不満なユジン。弱り目にたたり目でユジンが一生懸命節約して貯めたお金500万ウォンを借りて行って、返すつもりもないように見える。ジェヒの隣に住むことになった理由も経済的な事情のためだった。ニューヨークへの転勤で1年間留守にすることになったという遠い親戚の消息を聞いたユジンは、顔もよく知らないその親戚を訪ねて行った。留守にする間その家に住ませてくれとお願いしてみた。テヨルが通帳を持っていってすっかり使ってしまった今、1ヶ月に30万ウォンずつの半地下家賃も彼女にとても負担になったのだ。だめもとで訪ねて行ったが親戚のおじさんは承諾してくれた。
■■ 企画意図 ■■
私たちはある文書を作成したり、もしかしてインターネットショッピングモールに加入するたびに必須で書かなければならない事項に注目する必要がある。あなたは未婚なのか...? 既婚なのか...? それが物を購入するのに、同好会に加入をするのにどれくらい大きな影響を及ぼすかは知らないだろうが、とにかく世の中はそれを気にする。なぜ? 結婚したか、結婚していないかが最も重要な、結婚適齢期という時期を体験するためだ。それで一時適齢期を越えた未婚男性、オールドミスは悩みの種だったかも知れないが、歳月が流れた今、いい年で1人で誰にも干渉されず、経済的、精神的な自由の中に住んでいる彼らのことをゴールドミス、ミスターと呼ぶ。しかしいくら世の中がすばらしくてクールだといっても彼らは絶えず結婚という選択の前に置かれることになる。年齢と関係なく結婚をするまで無条件。
結婚した人、する予定の人、したい人、してみた人、しない人、するつもりのない人... そして結婚できない人.....あなたがその中のひとりだとしましょう。多分、誰も本人が「結婚できない人」とは堂々と話せないだろう。予想もできない。今後の事は誰も分からないから.....
ここに結婚できない男がいる。独立建築事務所を持ったうえにすらりとした長身、かなり良い建築物をたくさん作って、スペックもまた侮れない。だけど.. この男、まったく結婚するつもりがない。この程度なら言い寄る女が何人もいそうなのに、実はたった1人もない... 彼が40だから? 違う。彼は徹底的に自由な独身主義者だから? 違う。彼は自ら「結婚をしない!」と主張するが、実は「結婚生活が不可能な」男だからだ。生物学的に? いや-先.天.的.に...
この夏、そんな彼を訪ねてくる人々がいる。初々しいさわやかさがいっぱいだったり、古い友人のように気楽だったり、でなければずっと一緒におしゃべりしていたいような... そして愛は結婚というゴールを目指したがる。だがこの男。愛もぎこちないのに、結婚まで可能なのか分からない。ただ見守ればいい。結婚できない男と彼を愛してしまった女たちがどのように変化するのか。結婚を選択するのか自由な魂として残ることになるのかを。その選択の結果が重要なだけだ。どうせ世の中は冷静だから... できない奴はできないし、しない奴もできない。 |
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