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1番街の奇跡
再開発の重大な任務を負ってエクース(ヒュンダイの大型セダン)を転がし、いきがって1番街に現れた手に負えないチンピラのピルチェ。「天下の極悪野郎」になって、血も涙も無く無慈悲に村の人々を追い出そうと強く決心する。しかし到着した初日からぶつかった負けん気が人一倍強い女ボクサーミョンランをはじめ、予測不可能な村の人々によってピルチェの計画はこじれ始める。

バスより足が速く、言葉よりゲンコツが先に出るミョンランは、体の不自由な父親の面倒を見ながら、父親の自慢の娘になろうと東洋チャンピオンになる夢を追いかけて強く生きている。こんなミョンランとあらゆる事件に巻き込まれるピルチェは、再開発どころかミョンランの後始末に追われる。泣きっ面にハチで、ピルチェがすることがただ珍しいイルドン、イスン兄妹は、純粋さでピルチェを押さえつける。彼を恐れるどころか仕事にまでこき使う村の人々によって、ピルチェは村の全戸の雑用を引き受けることになってしまう。挙句の果てに彼は、村の子供たちに遊び人ではなくスーパーマンで通じるようになる…

『1番街の奇跡』は、映画『色即是空』で強力なコンビをアピールし、400万人の観客を集めた俳優イム・チャンジョン、ハ・ジウォン、そしてユン・ジェギュン監督が再びタッグを組んだ映画である。そしてここに絶対無くてはならない名助演俳優チュ・ヒョン、イ・フン、チョン・ドゥホン等が参戦し、映画の完成度を更にアップグレードさせている。

当初、この映画の監督と主演俳優、そして内容を聞いた時、間違いないだろうと思った。物すごい観客動員数と感動を与える映画でないにしても、劇場を出る時にお金を無駄にしたと思わせないだろうという期待があった。やはり彼らの力は強かった。本来期待が大きければ失望も大きいものだが、この映画を見ている間中、楽しい笑いと静かな感動、その上人間臭さまで漂わせるまずまずの映画だと感じた。

『1番街の奇跡』は、『色即是空』の笑いと楽しさに胸がジーンとする感動を加味し、アップグレードした感動コメディー映画で2007年2月中旬にお目見えする。
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