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アールポイント
アールポイントは公開前から他のホラームービーとは違うともっぱらの評判だった。

長い黒髪の女幽霊たちが血を流しながら登場する他のホラー映画とは異なる戦争の恐怖を掲げた男のホラーだ。

知的で優しい男であることを拒否したカム・ウソンは、今度の映画で冷徹なカリスマをもつチェ中尉役を立派に演じて映画を主導して行った。

映画ではカム・ウソンが出てくるシーンが大部分を占めており、カンボジアでの撮影の間中ほとんど休むことができずへとへとになったと言う。

その噂通りカム・ウンソはすっかり痩せ細って疲れ切った姿だったが、それが厳しいアクションシーンのためというよりは恐怖にくたびれているからのように見える。
6ヶ月前に作戦地域である「ロミオポイント」で死亡したと推定される18人の捜索隊員たちから無線を通して継続的に救助要請が入って来る。

本部はチェ・テイン中尉を呼んで7日以内に失踪者たちを捜索して来いと命令を下す。

チェ中尉は8人の兵士と共に失踪者たちが行方不明となったR-point地域に立ち入るが、陰鬱な雰囲気が漂う中、ついに捜索隊員の一人が命を失う。

チェ中尉はこの事実を本部に報告するが、本部からはその兵士がすでにその地域で失踪した兵士で、一緒に出発すらしていないと逆に叱責されてしまう・・・これは一体どういうことか…。

「アールポイント」、そこで起きる息も詰まる恐怖にじっと呼吸をこらえながら見入る。うわぁ~!

確かにアールポイントはこれまで韓国のホラー映画が試みてこなかったことをやってのけた。夏になれば登場する似たり寄ったりの女幽霊たちに飽き飽きしているホラームービーマニアたちにとっては非常に喜ばしいことで、韓国ホラーの水準を一段階アップグレードさせたと言える。

また今年の夏の終わりを凉しく締めくくるホラー映画として全く遜色がない。


[成功したら?]-俳優+シナリオ+演出の3拍子がそろった一味違ったホラー。恐怖が銃を持ってやって来る。

[失敗したら?]-これで駄目だったらホラー映画もおしまいだ…つぎつぎと失敗するホラー映画のメンツを立てることができるか?





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