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女優ソン・イェジンと徳恵翁主、そして映画と実際
この映画『徳恵翁主』を観る人は、映画館のあちこちですすり泣く声を聞くことになる。 
それは痛みと怒り、そして羞恥に苦しむ人々のすすり泣きだ。
映画『徳恵翁主』は、父である高宗皇帝を非命で送り、13歳で日本へ連れていかれた朝鮮の最後の皇女の物語。

女優ソン・イェジンは、この映画の台本を何度も読み返して泣き明かしたと言う。
故国を懐かしまない日はない徳恵翁主に、日本帝国主義の権力者は、対馬の34代藩主の孫宗武志と強制結婚という重荷を背負わせた。 
あれほど期待していた解放の日が来たけれど、彼女は故国に帰ることはできなかった。 解放された故国では、新しく民主共和国が出帆、新しい時代の共和主義者は王朝時代の皇女を受け入れなかった。 
政略結婚をした夫の宗武志とは離婚したが、一人娘はそのショックで自殺してしまう。 挫折した彼女は精神病を患い、精神病院に収監された。

そして彼女は朝鮮の地を離れてから37年目、50歳になってやっと故国の地を踏むことができた。 

ソン・イェジンは、徳恵翁主そのものだった。 映画の制作過程で資金困難になったが、ソン・イェジンが私財10億ウォンを出して映画を完成させた。 それほどソン・イェジンにとって徳恵翁主の人生は、女性として無視できない歴史上の現実だったのだ。

映画『徳恵翁主』のメガホンを撮ったホ・ジノ監督もまた、メディアとのインタビューで、女優ソン・イェジンの情熱を語った。 徳恵翁主が、大韓民国から入国を拒否された後、気が触れるシーンを撮影した時を思い出しながら。 彼は「寒い日に、ほとんど24時間撮影したシーン。 それでもソン・イェジンは撮影中休まず、ずっと床に横たわっていた。 寒さも感じないようだった。 その集中力は怖いほどだった」と、回想した。 

映画『徳恵翁主』の観客数(8月16日基準)は、封切り14日目で410万5千6百27人を記録した。

監督:ホ・ジノ
俳優:ソン・イェジン、パク・へイル、ラ・ミラン、パク・スヨン、アン・ネサン、パク・ジュミ、チョン・サンフン、ユン・ジェムン、戸田菜穂、コ・ス(特別出演)、ペク・ユンシク(特別出演)
製作:ホフィルム

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