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映画『大虎』(The Tiger, 2015)
映画『大虎』は、実物のような毛並みの生きている虎を再現するために110億ウォンも投資したことで話題になった作品。

映画の背景は日本の植民地となっていた朝鮮の土地。
朝鮮の虎を捕らえようと血眼になる総督府の官吏らは、日本軍と名猟師を動員して朝鮮の山を探し回るところから始まる。
朝鮮最高の名猟師と朝鮮最後の虎“大虎”との決闘と言うべきか…

1925年、朝鮮最高の猟師として名前をとどろかせたチョン・マンドク(チェ・ミンシク)は、これ以上銃を取らないと決め、智異山のボロ屋に幼い息子ソク(ソン・ユビン)と2人きりで住んでいる。 マンドクの息子ソクは、一時は最高の猟師だったが今は猟をしない父に不満を持つ。

一方、朝鮮で勤務中の日本高官前園(大杉漣)は、日本に帰る前に最高の戦利品として虎の皮を手に入れようと、日本軍と朝鮮の猟師らを総動員する。 そして大虎を捕らえるために最後の手段として名猟師マンドクを迎え入れようとする。

二度と銃を取らないと決めたチョン・マンドクは、一人息子の反抗と死によって、どうしようもなく大虎狩りにでる。
吹雪の中を深い山の中で大虎と向かい合ったマンドクは、大虎と心中を図り伝説の中に消え、映画は終わる。
朝鮮の魂を守ろうとした猟師と朝鮮の魂を無くそうとした権力者、そして朝鮮の魂になった大虎の関係は、マンドク(チェ・ミンシク)と大虎が伝説の中に消え、権力者の敗北で終わった。 

監督:パク・フンジョン
主演:チェ・ミンシク
助演:チョン・マンシク、キム・サンホ、ソン・ユビン、チョン・ソグォン、キム・ホンパ、ラ・ミラン、大杉漣
製作:(株)サナイピクチャーズ

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