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Home > ムービー[映画] > Dr.Movie 自由コラム > あなたは好きな仕事をしていますか? 映画『ペースメーカー』
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あなたは好きな仕事をしていますか? 映画『ペースメーカー』
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【映画観覧前】
俳優に対する好感度★★★☆
予告篇に対する好感度★★☆
ペースメーカーという特別な素材で注目されている映画『ペースメーカー』は、平凡な人に対する愛情で誕生した作品だ。生涯で最後かもしれない競技を前に本人の限界と世間の偏見に立ち向かうあるマラソンランナーの挑戦を見せて、映画は夢を忘れて生きる全ての人々に感動を与える。
『ペースメーカー』は監督の演出力と主演俳優の演技力のシナジー効果が光る作品だ。
17年間ミュージカル界で生きてきたキム・ダルジュン監督が初めて制作した映画。初デビュー作だが、17年間の舞台演出ノウハウは光を発揮する。監督は作為的に感動を演出するよりも、「家族を愛する平凡な男チュ・マンホ」それ自体を込めた、まるでヒューマンドキュメンタリーのような穏やかさで観客に自然に感動を与えた。
『メソッド演技』の1人者であるキム・ミョンミンは今回の作品でその面貌を十分発揮した。 |
彼はキャラクターの事実描写のために自ら人工入れ歯を入れてはっきりしない発音と共に容姿を作り上げ、リアルなマラソンランナー演技のために撮影2ヶ月前からマラソン訓練をする熱意を見せた。キム・ミョンミンの熱演は一生他の人のためだけに生きてきた悲運のマラソンランナー“チュ・マンホ”の全ての感情がぎこちなさなく観客にそのまま伝えられた。その結果キム・ミョンミンは後半20分間の長いマラソンシーンでも観客がマラソンという種目が与える退屈さを全く感じさせず心からチュ・マンホを応援するようにした。/ またベテラン演技者のアン・ソンギのカリスマと有望主コ・アラのさっぱり演技派映画をさらに豊かにした。特に注目するべきなのは俳優コ・アラの再発見だ。前作まで少々演技不足を感じさせた彼女だが、休息してからのコ・アラの演技は一層成熟していた。チュ・マンホに積極的な声援を送り、チュ・マンホに刺激を受けて自分の目標を成就する“ユ・ジウォン”というキャラクターは、この映画を見る観客の心を代弁しているようだkが、コ・アラは十分の自分の役割を果たしきった。
キム・ダルジュン監督は助演としてミュージカル俳優をキャスティングしたが、これはミュージカル界で演技力を認められ俳優たちも「新鮮なマスクだが安定的な演技力」を見せるための挑戦だったが、むしろ逆効果だった。スクリーンの中で舞台演技を見せた俳優たちの姿に、観客達は負担を感じて、映画に没頭できない要素となってしまった。
「おまえは好きなことと上手なことどちらをやるのか?」
これは映画の中でキム・ミョンミンがコ・アラに投げかける質問だが、この質問は映画を見る全ての人々の心に深く入り込む。誰でも好きなことをやりながら生きたいが、そんなに簡単ではない現実に放棄してしまうことが多い。しかし映画の中でチュ・マンホは自分の最後の瞬間に好きなことに挑戦して、周りの人の熱烈な応援と支持を受けた。だからこそ『ペースメーカー』はぎりぎりの現実の中で怖がって放棄してしまった夢をもう一度考えさせられる映画となった。
【鑑賞後】
俳優に対する好感度★★★★
映画に対する満足度★★★☆ |
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