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韓国係アメリカ作家、ポストモダニズムのテレサ・ハッキョン・チャさん

テレサ・ハッキョン・チャ(チャ・ハッキョン/1951〜1982)は韓国係のアメリカ作家として離散(Diaspora)と言語の問題を中心に仮面ジャンル制作を試み、ポストモダン美術に確かな足跡を残した人物だ。

NamJunePakに続き、韓国係の作家としては二番目にアメリカのホイットニ美術館で展示を行ったチャ・ハッキョンは、特に悲劇的な生涯によって多くの人々に深い印象を残している。ちょうどソウルのサムジスペースがカリフォルニア州立大バークリーキャンパス美術館の企画した‘テレサ・ハッキョン・チャ−観客の夢’を誘致しての展示中(9月5日〜10月26日)だ。

<写真1:「目の見えない声」(1975)と言うタイトルのパフォーマンスを披露する作家テレサ・ハッキョン・チャ。>
テレサ・ハッキョン・チャ(チャ・ハッキョン/1951〜1982)は韓国係のアメリカ作家として離散(Diaspora)と言語の問題を中心に仮面ジャンル制作を試み、ポストモダン美術に確かな足跡を残した人物だ。

NamJunePakに続き、韓国係の作家としては二番目にアメリカのホイットニ美術館で展示を行ったチャ・ハッキョンは、特に悲劇的な生涯によって多くの人々に深い印象を残している。ちょうどソウルのサムジスペースがカリフォルニア州立大バークリーキャンパス美術館の企画した‘テレサ・ハッキョン・チャ−観客の夢’を誘致しての展示中(9月5日〜10月26日)だ。

<写真1:「目の見えない声」(1975)と言うタイトルのパフォーマンスを披露する作家テレサ・ハッキョン・チャ。>

彼女が31歳という若さでレイプ後に殺害された事件は、当時のアメリカ移民社会に大きな衝撃を投げかけた。出版物、フィルム、ビデオ、パフォーマンス、紙面制作などを網羅している今、サムジスペース展示はテレサ・ハッキョン・チャの真髄を眺望できるチャンスだ。

展示場で観客は互いに連結されない文字がまるで抽象画のように配列された紙面、フィルムスチールを引き抜いたような写真、作家がキャンドルを持っておこなうパフォーマンスなどを鑑賞できる。展示場の中では呪文を諳んじるようにゆっくり響いて広がる作家の官能的な声も聞くことができる。テレサ・ハッキョン・チャの作品の中心には言語の解体と再構成がある。思春期に入る鋭敏な年齢でアメリカへ移民した作家が出くわした言語の衝撃、少数人種と女性として経験しなければならなかった‘違い’の経験、完全にアメリカ人でもない、だからといって韓国人でもない「その間のどこへか」に存在しなければならなかった状況は、彼女を言語の解体と転覆へ導いた。
<写真2:在世のテレサ・ハッキョン・チャ>
おそらく作家にとって無意識の言語は唯一の脱出口だったのかも知れない。その空間(すなわち作家の作品世界)では黒と百、川と薬、中心と周辺、西洋(アメリカ)と東洋(韓国)、そのどこにも属さないながらも、両面の価値を吸収しなければならないアジア女性のアイデンティティが浮遊するように存在するのだ。

作品には英語とフランス語、また韓国語が重ねあわされるが、相互が連結しない。ここに作家のナレーティブな催眠術師のそれのように観客を作家の記憶と夢の世界に導いて行く。ビデオ映像は停止してからまた青白く白のいくつかの点に点綴されて夢幻的な雰囲気を高める。通常として概念美術の範疇にとどまる彼女の作品の中心には言語の遊びがある。


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