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済州(チェジュ)の神話を描く作家 金茶和


今月の主人公は平凡なインタビューから抜け出して客観的な立場で見る他の作家の感じと作家本人の感性で書いてみた。

作業ノート

済州の青い光が体の中に入ってきて
今一度キャンバスに移されると
済州の神話は始まる。
済州の海を歩けば見えない気運が私を包む。
支流に転がる玄武岩で
その昔の形状と声が聞こえて
化石はもう一つの大きなゲップのようにわき上がる。
このようなものを過去と現在の連続性にのせる。
歳月は
済州の青い海の上に流れて
私もその水路にしたがって
数え切れなく重なる歓迎をキャンバスに散らしておく。
子供たちのむなしい口とひもじがるわめきが空にぐるぐる回って…
私は彼らにも転生と無病長寿を祈る
色とりどりのチョゴリを可愛く着せてみる。

松岳山 (ソンアクサン)キムスギャラリーで、日差しの明るい日。 金茶和
作家と作品

文/パク・ソンギュ(哲学博士、書画家)

絵は画家が創作するものだ。したがってその作品には作家があり、作品にはその作家の全てが含まれている。
作品を見れば鑑賞者の脳裏に作家の素敵な姿が想像され、作家に1度ぐらいは会いたいと思える作品である時、良い作品だと言うことができる。したがって作家は道徳実践5大徳目で仁、義、礼、智、信を具備した生活を送っていくべきだ。
作品に作家自身の人格が露出するためだ。
すなわち作品を見れば作家はいかなる生活を送ってきたのか?を察することができる。もし作家が天格の人格を有しているならば、それはすなわ神明で、聖人であり、天理と一つになったわけだ。
ここで話した礼は芸と秩序をいう。
作品は芸-礼だ。一貫した思想性の整然と条理ある表現をいう。
義は分別と判断力だ。
していいこととしてはいけないこと、または、必ず遵守しなければならない義理のようなもので分別度のようなのだ。

本画家金茶和(本名:キム・ヨンスン)画伯は、上で述べたそうすることを具備している作家だ。
義理を尊重して、上下を分かって、他人に信頼をあたえる「乾乾-健健」の精神を守る人だ。
それで彼女の作品はたとえ構想から反抽象にうつす様式を取っているけれど、作品に対する一貫した思想を維持しているということだ。
そして済州島の全てを多様な形状で表現するのに不足がないということだ。

済州島は本来陰の気運が強い島だ。
済州島には世界のすべての神が殺到しているという。
したがって陰の気運が強く感じられるという所だ。このような陰の気運を済州島の基本的な形状を素材にして一貫性があるように表現したということだ。
言ってみれば済州島の全てを絵画に残らず収めてみようとする作家の健全な理念を読むことができるということだ。

本画家は本来対象の真実を表現するのに努力してきた。
見てわかるように作品の表現様式の変化をもたらすのも、すぐに済州島の地域的特性と済州島に沈殿したイメージを表現するためだ。
適切な様式を選択したのもこの画家だけの長所で特異な点だ。
果たして何を表現するために簡便化的イメージを取ったのか? その作品がよく見せている。
現代はスマートフォンの威力で真実の高級文化に接する気さえない退廃的な社会に変質していっている。
真の自由民主主義を謳歌しようとする人生はスローガンであるだけで、個人的な独断主義の指向で衰退する今日このような立派な展示会を開催することに感謝申し上げ、本画家の絶え間ない発展を祈る。

略歴
-団体展 数回
-大韓民国美術創作大展優秀賞3回受賞
-大韓民国教職員美術大展優秀賞3回受賞
-文化芸術新聞主催韓中交流展大賞受賞
-大韓民国ムクゲ美術大展ウォン・ヒリョン済州道知事賞受賞
-ムクゲ博物館作品所長
-中国大連今昔炭博物館作品所長
-各企業体 等々
-大韓民国美術創作大展審査委員歴任
-大韓民国教職員美術大展審査委員歴任
-純粋美術評論紙Fineart編集主幹歴任
-社団法人韓国美術創作協会副理事長歴任
-社団法人韓国文人協会会員
-アートピア会・北漢江作家会・国際会話作家会
-kim'sGalleryDirector
済州特別自治道西帰浦市大静邑