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   引越し事情(チブドゥリ)   
日本では、誰でも一生に一度は庭付き一戸建てに住みたいとう願望が強かった。でも、最近は、高年齢化、核家族に伴い、庭の手入れや、セキュリティの問題をふまえ、ワンフロアーの生活が楽ということで、マンションの人気が高まってきている。韓国も、都市部に行けば行くほど、マンション人気が高まり、一戸建てに住むより、マンション住まいの方が、ステータスみたいなところがある。
 こんな家探しに必要な不動産屋。当然、韓国にも多くの不動産屋かある。私が住んだアパートの近くにもたくさんの不動産屋があったが、広々としたオフィスという感じではなかった。日本同様、ウィンドウには不動産物件情報が貼られている。しかし、日本のような間取りなどの図面を載せたものはない。どごどこの場所でどのくらいの大きさで、賃貸の場合は、チョンセ(保証金)やウォルセ(家賃)が、いくらで、売家の場合は金額が書かれている。日本の場合は、日当たりや間取りが気になるところで、また、収納スペースや使い勝手を重視する。韓国の一般的なマンションは、複雑な構造もなく、四角い間取りを区切った感じで、基本的に収納スペースはない。布団は箪笥の上に重ねて置くので、なんとも不思議かも!!(日本の押入れは、便利だなと思った。)
 さて、引越を済ませ、荷物の整理もし、ひと段落したと思えば、韓国の場合「チブドゥ
リ」(引越パーティ)が待っている。日本のように隣近所にご挨拶はほとんどない。その代わり、親戚から始まり、友達関係、そして、職場の同僚まで新居に招待というよりは、相手側から挨拶に訪れる儀式があるのだ。

我が家も韓国に行き、早々、主人の職場の人から、「チブドゥリ」はいつやるのかと何度も聞かれらしく、状況のわからない私は、「何!?それ!?」の状態であった。正直もてなすとなると、やはり大変なのは、奥さん。私自身料理作りは、苦手なほうではないけれど、部屋は狭いし、大人数だし、しかも手料理でもてなそうとなれば、日本の家庭料理だし、口に合うかどうか心配だし・・・。一瞬パニック状態に。いくら女性職員が手伝いに来てくれるとは言え、私は全く韓国語わからないし、相手も日本語がわからない状態だし、まして、日本の料理の手伝いは無謀だなと。当日は、せっせと朝から料理作り。なんとか無事に皆さんを迎えることができた。そして、みんなが手土産として持ってくるものが、これまた不思議だった。

日本だと、菓子折り程度のものであるが、来る人次から次へトイレットペーパーやテッシュ、洗剤などの家庭用品を持参し、しかもビックサイズ。そして、果物(その時は梨だったような!?)ひと箱。持ってきたものにもびっくりしたけれど、何も言わずに、ただ置いていくのにもびっくりした。日本だと、どんなものでも、 手土産を渡すときは、気持ちばかりだけどみたいなことを言って、必ず相手に手渡すのが礼儀という感覚なので、玄関を入るや否や我が家のようにずんずん入ってきて、何も言わずにぽんぽんと荷物を置いていくのは「えっ!!」としか言いようがなかった。その後も子供たちの学校のお母さんや知人たちにも「チブドゥリはいつやるの!?」とせがまれ、やってくる人たちはみんな同じ行動だったので「なるほど、これがチブドゥリのスタイルなのね!!」と納得した私だった。そして、「チブドゥリ」の意味を言葉で表すと私には「引越しパーティをする。」というよりは、「引越しパーティに、みんなが押しかけてくる。」のほうが近いように感じたのである。
 そして、持ってくる品物にはどうやら意味があり、トイレットペーパーは、悪い運からスルスル逃れることを意味し、洗剤は、幸せが泡のように増えるようにとか、テッシュなどの紙は、燃えやすいということから、家が繁栄する意味あいもあるとか!!友達いわく、チブドゥリすると、当分の間トイレットペーパーは買わなくてすむと言っていた。確かに家計を預かる身としては、菓子折りより生活用品のほうが有難いが、日本ではちょっと厳しいかも!!

 引っ越し関連でどうしても不に落ちないことがあった。私達が引っ越しをした部屋に入ってみると、これまた「えっ!?何!?掃除してないの!?」状態であった。しかし、不動産やと韓国の知人は、「この部屋はきれいなほうだ。」と。日本の場合は、「立つ鳥跡をにごさず」とことわざにあるように、立ち去る者は後を見られても恥ずかしくないように、きちんとしなさいということであるが、韓国の場合は、きれいにして出て行くと、運も逃げていってしまうようなことがあるらしく、場合によっては自分が不必要なものは置いていってしまったり、当然ごみは残したままだったり・・・。逆に普段から掃除していたら、ここまでは、ひどくないだろうという状態が結構多い。我が家も荷物を片付ける前に、まず部屋の掃除からスタート。さすがに洗面所は心を決めて気合を入れてやらないと手が出せなかった。くどいようだけど、後からのことや他の人のことを考える日本人と、その場限りで自分達だけのことしか考えない韓国人の違いがまた見えてしまったのである。
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投稿者:ミンジャ  投稿日:2006-04-28 21:07:50  [修正]  [削除]
お祝い事などに、お餅を配ることがありますね。引っ越しでもあるのかな!?引っ越し餅ですね。
投稿者:ポテト  投稿日:2006-04-23 22:55:31  [修正]  [削除]
私は韓国に住んでますが、一度隣の建物の大屋さんが変わってお持ちパットク(小豆の何層にもたっている餅)をもらったことがあります。
日本でいうと、引越しそばにあたるのでしょうか?おいしくいただきました。
投稿者:ミンジャ  投稿日:2006-04-20 20:58:05  [修正]  [削除]
クイズ番組でやっていたとは・・・!?私としては、正直タオルとかよりトイレットペーパーのほうが有難いですが、日本では、そうもいかないですね。
投稿者:とし〜  投稿日:2006-04-20 18:50:49  [修正]  [削除]
テレビのクイズ番組で韓国の引越し祝いは何でしょうと言う問題がありましたよ。トイレットぺーパーが正解でびっくり!隣近所の人がお祝いに持ってきてくれるんですね。日本は引っ越した人が近所に粗品を配るのに!
投稿者:ミンジャ  投稿日:2006-04-16 13:38:16  [修正]  [削除]
ヨンペコさん、ほんと文化の違いっておもしろいです。特に韓国は、ハングルで書かれた看板がなければ、日本の町並みと似ているし、顔だってよく似ているけれど、正反対なことがいっぱいです。
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