■ 偉大なる俗物たち
■ オ・ヒョンジョン(著)
■ ウンジン
■ 本の紹介 - 『林檎の味』、『ボンドガール、ミミ嬢の冒険』の作家、オ・ヒョンジョンの長編小説。『偉大なる俗物たち』は、2009年7月15日から5ヶ月あまりに渡り文学ウェブマガジン「プル(角)」に連載された作品だ。俗物を嫌悪しながらも俗物であることを勧める社会で、偽悪にならざるを得ない20代の姿を描いている。
女子大の社会福祉学科4年生のキリン(私)、ミョン、ジウンは、専攻実習のために生活保護を受ける老人を訪ね奉仕活動をしながらも、貧しさを毛嫌いしている。ミョンは財産家の祖父を持ち、父の兄弟は相続の心配ばかりしている。一名、お金がありすぎる上品な俗物だ。
他にもキリンの周りには、公務員の加算点を稼ぐために国家功労者である叔父さんの戸籍に入れてほしいという「ジョン」、家庭教師であるキリンにノートを取らせる女子中学生「ホタル」、お金持ちに嫁ぎ偉そうにふるまう従姉など、俗物たちがいっぱいだ。大人になってもまだまだ成長が必要な若者たちの、恋愛の物語がくり広げられる。
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